東洋医学ってどんな印象がありますか?
気の流れが〜、、、陰と陽が〜、、、
なんか胡散臭い、なんて言われたりしますよね。
スピリチュアルな感じもしたり。
でも、意外と日本人の普段の生活の中に溶け込んでいたりするんですよ。
コレを読んでいただいて、東洋医学って意外と身近なんだな、と思っていただけると嬉しいです♩
東洋医学ってナニ?
自分でタイトルを書いておきながら、「東洋医学ってなんだ?」ってなりました( ;∀;)
調べたところ、少し納得できたのが、東洋医学とは「自然哲学である」ということでしょうか。
東洋医学の中では、人間の体は「小さな宇宙である」とされています。
つまり、「この世は大自然(大宇宙)であり、人間はその中にある小さな自然物(小宇宙)である」
とする考えです。
天人合一思想(てんじんごういつしそう)と言います。
「人は自然の一部であり、人の中にもまた自然が存在する」と言われています。
自然界では、「暖かい空気は上に上がり、冷たい空気は下に下がる。人体も同じで、上半身は火照りやすく、下半身は冷えやすい。」
この自然の中で起こっている現象を人体に当てはめて、治療していこうという学問です。
心身一如(しんしんいちにょ)
聞いたことあります?
コレ、私が大好きな言葉です。
Twitterのプロフィールにも書いていますが、「肉体は精神に支配され、精神は肉体に支えられる」という意味です。
「健全な精神は健全な肉体に宿る」と同じですね。
コレも東洋医学の思想です。
こう言われてみると、「確かにな」ってなりませんか?
肉体だけが強くてもダメ、心だけが強くてもダメ。
どちらもバランスよく、調和の取れた状態を良しとする。
なんか、文武両道って言葉もあったり、日本人の性格にあっているような気がしますね。
東洋医学的にみた元気の出し方
では、少し踏み込んで見ましょう!
東洋医学的には
気(き)、血(けつ)、精(せい)津液(しんえき)という物質が人間の体の中をめぐることによって生命活動が維持されると考えられています。
気(き)ってなんだよ、なりますよね。
でもこの「気(き)」、日本語の中にたくさんあるのをご存知ですか?
例えば
やる気、元気、気が利く、気前が良い、嫌気、色気、浮気、内気 etc…
と、たくさんあります。
全て人の内心を表しています。
つまり、昔から「目には見えないけれど、身体に作用する物質、エネルギー」といった感じで受け止められていたものです。
その「気」は「血(東洋医学では「けつ」と読みます)」を動かして身体中をめぐらせます。
そして「血」は「気」を載せて一緒に身体中を巡ります。
つまり「血は車」「気はガソリン」のような関係でしょうか。
では、「元気がでない」「なんとなく気分が冴えない」という状態はどういう状態でしょうか?
それは、「血」が身体中をめぐっていない為、「気」が十分に体に行き渡らずに起きた状態、と言えます。
改善のためには、「血」をめぐらせてあげればいいのです!
「気」は「血」と一緒にめぐっているから、体を動かして血行がよくなれば、「気」の巡りもよくなります。
すると、自然と体に気力が満ちてきます。
そんな経験ありませんか?
おわりに
私もまだまだ勉強を始めたばかりなので、あまり詳しくはありませんが、東洋医学の考え方は、現在の我々にとってとても大切なことを教えてくれているような気がするのです。
どんどん勉強して、わかりやすく身近な東洋医学の考え方を伝えていけるように頑張ります!!
ではでは♩