フィットネスブームもあり、ジムに通っている方も増えてきましたね。
ジムで見ていると、みなさんYouTubeを見ながら、有名な選手の筋トレ方法を真似てらっしゃいます。
それ自体は決して悪いことではありません。
何もわからないまま、なんとなくするよりもずっと良いことです。
ですが、その筋トレユーチューバーのフォーム、あなたはしっかりと真似れていますか?
筋トレにおいて、フォームが大切と言われる理由について、簡単にお話ししたいと思います。
神経筋促通(しんけいきんそくつう)とは?
コレまで全く筋トレやフィットネスと無縁だったにとって、ベンチプレスやスクワットのような動作は、全くわけがわからない動作です。
普通に人生を送っていれば、重たい鉄の棒を持ち上げたり、担いでしゃがんで、担いで立ち上がって、、、なんて動作は絶対しませんよね?
初めてトレーニングをされる方は、その動作が一体どこの筋肉に刺激が入っているか、あまりよくわかっていないと思います。
コレがダメと言っているのではありません。
効率が悪くてもったいない、ということをもっと重要視して欲しいのです。
そして、間違った動作を続けてしまうと、その動作はなかなか改善できなくなります。
昔からのクセが中々抜けないのと同じことです。
そしてコレが将来的にはケガにつながることもあります。
神経筋促通とは、神経と筋肉との間の連絡を作り上げる段階のことを指します。
コレを運動連鎖と言います。
日常生活でも、最初は重たかったり、うまく動けなかったものが、繰り返している内にある日突然うまくいった、なんてことはありませんか?
コレは単純に筋肉がついた、というのではなく、その行っている動作について、神経と筋肉の間の連絡(運動連鎖)がスムーズになり、無駄がなくなってパフォーマンスが上がったからです。
柔道の打ち込みが、まさにコレです。
最初はどんなトレーニングがいいのか?
最初の段階から重たいウェイトを持つのはおすすめしません。
神経筋促通をしっかり行った者と、しなかったものでは、半年だけでも大きな差が出ます。
確かにジムに行けば、重たいウェイトを持ちたいという気持ちが沸沸と湧いてくる気持ちはわかります。
ですが、最初が肝心です!
ここで少し我慢して正しいフォームを習得すれば、この先重たいウェイトを用いたパワートレーニングを行ってもケガのリスクを格段に減らすことが可能となります。
参考にするのは、テキストでもYouTubeでもかまいません。
とにかく、あなたが「この人のいうことは信じられそうだ」と思う人をトコトン真似ましょう。(そのウェイトの重量以外ですよ!)
そして、その動作がどこの筋肉に効いているかを、動作を真似ながら感じることです。
自分の体との会話、とでも言うのでしょうか。
例えば、サイドレイズ。
三角筋中部を狙ったエクササイズですが、やり方を間違えた多くの人は、僧帽筋に効いているのではないでしょうか?
これの理由は簡単。重すぎるからです。
三角筋は脇を閉じた状態から30度脇が開いた状態から、腕を横に90度開いた状態まで作用すると言われています。
これ以上腕を上げれば、僧帽筋が関与してきます。
また、ウェイトが重すぎる場合も、三角筋だけでは対応できず、僧帽筋が関与してきます。
ですから、最初は軽いウェイトから初めて、三角筋中部にバーンズを感じる(筋肉が焼けつくあの感覚のことです)一番適した重量を探しましょう。
そして、その重量で、15回〜25回反復します。
コレを2セット行います。
セット間のインターバルは30秒ほどで良いでしょう。
パーソナルトレーナーを使うのが一番良い理由
テキストやYouTubeを用いて行ってもよい、と書きました。
ですが、一番いいのは、やはりパーソナルトレーナーを雇って、指導を受けることです。
彼らは筋肉や骨、内臓、エクササイズに関する教育を習得したプロです。
あなたに耳の痛い指導をしてくるかもしれませんが、しかしそれはあなたに今、一番必要なことだからです。
そして、パーソナルトレーナーはあなたのフォームを改善してくれます。
「本当にこのフォームは正しいのか?」
と思いながらやるトレーニングは、あなたのモチベーションを奪ってしまいます。
しかしパーソナルトレーナーはその疑念を打ち消してくれます。
費用が高い、と思うかもしれませんが、少し先の将来のことを考えれば、一番費用対効果は高いはずです。
おわりに
どうだったでしょうか?
フィットネスブームはまだまだ続くでしょう。
ブームから文化になるとも思います。
若い方だけでなく、健康年齢を維持する為にも、幅広い年代の方にフィットネスを楽しんでもらうために、これから少しずつ有意義な情報をあげていきたいと思います。
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