ダイナミックストレッチ?スタティックストレッチ?ストレッチの種類とやるべきタイミングとは。

今回はストレッチの種類とコンディショニングについてご紹介しようと思います。

運動前のストレッチ、ほとんどの方が経験あるのではないでしょうか?

学校の体育の前に、みんなで並んでやりましたよね。

あのストレッチは、スタティックストレッチといいます。

静的ストレッチといい、一定の姿勢を一定時間保つストレッチを指します。

他には、運動選手がよくやっている、体を動かしながら腰を捻ったり太腿を高くあげたりして行っているストレッチ、あれをイナミックストレッチといいます。

コレらストレッチは皆同じ効果なのでしょうか?

今回はストレッチの種類と、それぞれがコンディショニングにどのように関わってくるかをご紹介します。

ストレッチの種類とその効果について

ストレッチと言っても、様々な種類があります。下にその一例をあげてみましょう。

○   スタティックストレッチ
○   ダイナミックストレッチ
○   バリスティックストレッチ
○   PNF(Proprioceotive Neuromuscular Facilitation)
○   SMFR(Self Myofascial Release)

簡単にそれぞれを説明してみましょう!

○   スタティックストレッチとは?
スタティックストレッチとは、静的ストレッチのことです。
上記でも示しましたが、一定の姿勢を一定時間保って行うストレッチです。
激しいエクササイズにより発生した代謝老廃物を含む血流や血液循環を促すのに最も効果的と言われています。
筋肉痛の軽減や筋肉の硬化を防ぎます
・メリット
なんといっても関節可動域の拡大と疲労軽減、リラックス硬化を得られる点が挙げられます。
・デメリット
筋肉の弛緩により、その後の競技に必要な瞬時の筋収縮に対応できなくなります。
この点が、スタティックストレッチは運動前に適さない、と言われる由縁です。

○   ダイナミックストレッチとは?
ダイナミックストレッチとは、スキップしたり、膝を高く上げたり、蹴り上げの動作を繰り返す等の、動きを伴うストレッチのことです。動的ストレッチと言われています。
その競技で必要となる筋群の血流を促進し、筋温を上げるために行います
・ メリット
何より、これから行う競技の予備動作を行うことで、筋温を上げてコンディションを高めることに向いています。
ウォームアップに最も適しているストレッチです。
ただ、関節や筋肉が極端に硬い人が急に行うと、状態を悪化させる可能性があります。
・ デメリット
筋肉への血流の促進をメインとしているので、クールダウンとして用いることはあまり適していません。

○   バリスティックストレッチとは?
バリスティックストレッチとは、早い瞬発力を伴う動きで、最大瞬発力を必要とするリフト系競技のストレッチに適していると言われています。
一般的なエクササイズで行うことはないと思います。
大抵の人には危険性の方が高いと言われているストレッチ手法ですので、割愛します。

○   PNFProprioceotive Neuromuscular Facilitation
聞き慣れない言葉ですが、簡単にいうと二人組で行うストレッチのことを指します。
一人は知識を有したトレーナーで、その補助を受けながら行うストレッチです。
最近増えてきている、ド○ターストレッチなんかが行っているストレッチがコレに該当します。
筋肉の「自動抑制」や「相反抑制」という性質を利用して行うストレッチで、高い効果を得ることができます。
デメリットは、当然ですが一人でできないということと、専門の知識を有した人が必要ということです。

○   SMFRSelf Myofascial Release)
コレは、簡単にいうとストレッチポール等を用いたストレッチをいいます。
自発的筋膜リリースともいいます。
効果としては、スタティックストレッチと同じ効果を得ることができますが、スタティックよりも広い範囲のストレッチが可能です。
ただし、リラックス効果、筋弛緩の効果が高いので、競技前のコンディショニングには適していません。

ストレッチの効果

ストレッチの効果はなんといっても、関節可動域の拡大と筋弛緩によるリラックス状態の生成です。

ストレッチを行うことで副交感神経優位の状態を作り出し、全身の筋肉を弛緩させます。

そうすることで全身の疲労回復を助け、筋肉のコリを除くことが可能となります。

また血圧を下げたりストレスの軽減にも非常に大きな効果が得られます。

ダイエットとしての効果を謳っているものもありますが、その点に関しては「?」です。

スタティックストレッチを行うベストタイミング

以上の点から、スタティックストレッチを行うベストタイミングは
エクササイズ後
ということになります。

エクササイズにより拘縮した筋肉を柔らかくし、筋肉痛の軽減、疲労軽減、関節可動域の拡大により柔軟性の獲得という効果を狙えるからです。

ダイナミックストレッチを行うベストタイミング

ダイナミックストレッチを行うのは、競技前ということになります。
入念なウォームアップはコンディショニングアップとケガの防止に大きく貢献します。

おわりに

どうだったでしょうか?

ストレッチは競技前にはしない方がいい!!」とか、「いや、やはり必要だ!」という論争に答えが見出せたのではないでしょうか?

答えはその時その時に必要なストレッチが良い、ということです。

ストレッチ、と一括りにしてしまうから訳が分からなくなってしまうのです。

皆様もストレッチをうまくエクササイズに取り込んで、ケガのないフィットネスライフをお送りください!

 

ではまた!!

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