勉強が人を作る?
40歳にして学生という贅沢をしながら思うのが、「勉強って最高の娯楽だな」ということです。
学生の頃は嫌いでした、勉強^^
「こんなの社会に出てなんの役に立つんだ!!」
と思春期の少年少女が叫ぶようなことを、私も叫んでいた時代がありました(^^;
しかし、社会に出れば勉強の毎日でした。
特に私がいた部署は政治的思想を持った人間を相手にすることもあったので、かなり本を読んでいました。
その勉強した内容が全て役に立ったかと言われると、そんなことはないかもしれません。
でも、勉強に向き合った姿勢や、費やした時間等は、私という人格の形成に大きく関与しています。
つまり、勉強が人を作ると言っても過言ではないと思います^^
今は鍼灸になる為、人の体について勉強しています。
今までの思想や法律の知識とは全く違う世界です。
勉強しながら、自分という人間が新たに形成されていくのを実感しています。
体に関係する勉強を続け、仕事もマッサージを行っていれば、自ずと毎日考えているのは体に関することになっていきます。
コレが勉強が人を作るということだと思います。
勉強をしなければ、人間も動物。
野生の人間、野良人間と同じです。
勉強のジャンル、内容なんて関係ないよ
勉強のジャンル、内容なんてなんでもいいんです。
自分が興味をもったことであれば、他人から共感を得る必要なんて全くない!
「続くかな」「また三日坊主って笑われる」
そんなの関係ねぇ!!
昔ある先生に「三日坊主も10回やったら一ヶ月勉強したことになる。一ヶ月の勉強ってかなりのボリュームよ?三日坊主でいいのよ。」
と言われたことがあります。
コレで本当に気持ちが楽になった覚えがあります。
なんか、勉強を始める時って
「続けないといけない。勉強する以上は何かモノにしないといけない」
と過剰に自分に課題を押し付けがちですが、そんなことはないんです。
本当に軽い気持ちで本などに目を通して、興味が続くようであれば読み進め、興味なければ違うものを探す。
それだけでも勉強です。
「コレはやってみたけど、今の自分の興味の範疇じゃなかった」
という経験を得られたことになります。
「全く知らない」と「やってみたけど興味の範疇じゃなかった」という経験は天と地ほどの差があります。
資格につながらない勉強はムダ?
勉強をする以上は何か目に見える対価が欲しい、と考えがちです。
確かにそれはあります。
勉強して、それが資格に繋がって、お金になれば最高です。
でも、それだけが勉強する意味なのだとしたら寂しいです。
娯楽としての勉強もあっていいと思いませんか?