私の趣味の一つに、ロードバイクがあります。
当時の会社の先輩がロードを趣味にしており、自分も興味がある事を伝えると
「ロードバイクはえぇぞぉ！一緒に見に行こ！20万持っといで！」
と言われました。
「20万！？コイツ何言うとるんや？」
と思いましたが、そこは階級社会、、、
先輩の言われるがまま20万円を握り締めながら向かいました。
連れて行かれたのは今まで見たこともない、自転車屋さん。
ロードバイクバイクが所狭しと展示されていました。
骨組み(フレームです。当時はこんな売り方をしていることなど全く知りませんでした。)だけ吊るされていたりしました。
そこで自分の脳にビビっと来た感情が、、、
「美しい、、、なんて美しいんや、、、」
完璧に無駄を省かれた構造。
芸術的なまでのシェイプ、、、
当時完成車で販売されていた
キャノンデールのSIX13
を即決で買いました。
今では見なくなった、カーボンとアルミのハイブリッド車で、完全な予算オーバーでした。
しかし、アルミのシルバーと、カーボンの黒色が織りなす輝きは、芸術品以外の何者でもありませんでした。
