「新しい環境で仕事がしたい」「これ以上この職場にいたくない!」等々、様々な理由で仕事を辞めることがあると思います。
しかし、辞めたいからといって何も考えずに退職すると後々痛い目にあいます。
仕事を辞めるというのは、人生において大きな決断です。
失敗することのないように、少しでも参考になればと思います。
内容的に、少し公務員向けかもしれませんので、関係ない箇所は読み飛ばしていただいて結構です。
それではいきましょう。LET’S GO!
仕事を辞めた後のヴィジョンはあるか?
「上司と反りが合わない」「思っていた仕事と違う」「家と会社の往復だけの人生なんて嫌だ」
仕事を辞める理由は人それぞれですし、その理由の良し悪しについて論じるのは今回の記事の論旨とはズレますのでここでは触れません。
ただ、なんとなく辞めたいから辞めた、というのは少しその後が不安です。
せめて、「辞めた後はこんなことをしてみたい。」「次の仕事を決めてから辞めるのか、辞めて少し落ち着いてから新たに探すのか」くらいは決めておいた方が良いです。
私は
でもご紹介しましたが、私は閑職に追われてから辞めるまで数ヶ月ありました。
その間本当に色々考えました。
「仕事を辞めるとして、次の仕事はローンを払っていけるだけの給料があるのか」
「公務員は潰しが効かないと言われる。次の仕事なんかあるのか」
「仕事を辞めずに、金の為に砂を噛んで定年まで25年間しがみ付くか」
この三つは本当に何度も考えました。
何度もシミュレーションしてみましたが、どれも自分の納得のいく答えは導き出せませんでした。
かといって、すぐに「鍼灸師になるために学校へ行こう」と決めれたわけではありません。
お金は絶対に必要
何よりも先に考えるべきはやはりお金です。
仕事を辞めた後の生活費は絶対に確保しなければなりません。
妻と相談した結果最優先に考えるべきことは次の5点と決めました。
ローンを減らす為にマンションを売る
早速マンションの見積もりをお願いしたところ、マンションの立地が良かったのか、マンションを買った時の値段よりも高値で売却することができるとのことでした。
これは本当に嬉しい誤算でした。
ローンを減らすどころか、数百万円のお金が入って来ました。これには助けられました。
固定費を見直す
続いて考えたのが「固定費の見直し」でした。
妻曰く「電気ガス水道、日々の支払いを楽天カードで支払えば、割引とポイントでかなりお得になる!」とのことでした。
携帯電話等の通信費も見直しました。これまでは毎月2万円弱のお金を払っていましたが、楽天モバイルに変更したところ二人で支払いは4500円くらいまで減らすことができました。
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保険料を見直す
保険料もかなり引き下げることができました。
自動車保険ですが、これまでは組織の共済割引を受けており給料から天引きされていました。しかし、この機会に見直してみたところ、なんと私は毎月8900円!年間10万円弱!も自動車保険を払っていました。
これには正直驚愕しました。
今はこれも楽天自動車保険に変えて、年間27,000円まで下げることができました。
楽天自動車保険では、「車両保険」はかけていません。他にもこれまではいらない特約をたくさんつけていたことがわかりました。こういう機会がないと、ずっと無駄に高いお金を払っていたかもしれません。
積立投資する
次が「積立投資をする」です。
これまでのように、ほとんど利率がゼロの銀行にお金を預けていても仕方がない、ということで、これまで聞いたことがある、という程度の知識しかなかった「積立投資」について調べました。
積立NISAやiDeCoに関してはかなり本を読みました。これらに関しては私が説明するよりもわかりやすい解説のブログがあるので、そちらをお読みください。「両学長」という方が YouTubeで非常にわかりやすく解説されています。
被扶養者となる
私が学生である間、妻の扶養に入ることで所得税と健康保険料を浮かせることができるようになります。(間違ってたらごめんなさい)
住民税は前年度の所得の10%が来るのですが、私は公務員時代そこそこの給料をもらっていたので、来年度の住民税は結構な額になってしまいます。
その為、他で浮かせられるところは浮かそうということにしました。
他者の援助は考えない
お金は何よりも大切ですが、妻と二人でこれだけは絶対に守ろう!と誓ったのがこれです。
絶対に「たとえ親であっても援助は求めない」ということです。
金を出してもらうと、絶対にその後の生活にも介入して来ます。
私は、少し問題のある家庭環境でしたので、元から援助など考えてもいませんでした。
しかし、妻から「絶対に誰からも援助は受けない」という言葉の意味を聞いて、強く納得しました。
やはり金を借りれば、次からその人の言葉に従わざるを得ません。
組織に生殺与奪の権を握られた結果、仕事を辞めたのに、次はその生殺与奪の権を親に握られるようなものです。
それでは何のために仕事を辞めたのかわかりません。
全てを捨てて出直す気持ちが必要
これまでの環境を全て捨てる覚悟でないと、仕事を辞めるのは難しいと思います。
それは年齢が上がれば尚のことだと思います。
年齢が上がれば仕事を辞めるのは自分一人の問題ではなくなって来ます。
子供がいれば、転校しなければならないかもしれない。
そもそも、妻に愛想を尽かされてしまうかもしれない。
私は子供がいませんし、妻に捨てられもしなかったので、運がよかったと思っています。
それでも、これまで通りの生活を維持するのは難しいのではないでしょうか。
大抵の人はそんなに特別な資格やスキルを持っているものではありません。
ですから、しっかりと考え、話し合う必要があると思うのです。
最終的には気持ちが勝敗を左右する(絶対成し遂げるという気概)
最終的には精神論になってしまいます。
ですが、やはりコレにつきます。ここに行きついてしまいます。
これまで述べて来たことは全て、不安を少しでも小さくするための方法に過ぎません。
それでも、絶対に不安に支配されます。
それは仕方がないことです。
後はこれを押さえつけ、使役するだけの精神力がモノを言います。
その為には、強い目的意識は絶対に持っていなければなりません。目的を見失えば、暴れ狂う不安を押さえつけることができなくなります。
私は覚悟を決めています。
もう私が生きていく為にはこれしかないからです。
「公務員は潰しが効かない」なんて知ったこっちゃない!言っている人たちだって転職の経験なんてないんです!そんな想像の言葉を信じる必要なんてない!
と強く思い、日々を生きています。
どうだったでしょうか?
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ありがとうございました。