メンタルケアは難しい!?
精神疲労、ストレスの解消は非常に厄介で、どうしたらいいかわからない!という人も多いのではないでしょうか?
これは実は簡単でして、
「体をケアして回復させる」
ことです。
それはなぜか?
鍼灸院らしく東洋医学的に解説します。
心と体の関係を表す『心身一如』
精神と肉体の関係を東洋医学では、「心身一如(しんしんいちにょ)」
という言葉で説明しています。
心身一如とは
『心は肉体に支えられ、肉体は心に支配される』
という意味です。
つまり、古代の人間は精神と肉体は分けて考えられないもの。
二つは相互に作用するものとして考えていたことがわかります。
これ、実はとても大切な考え方で、決して古い人間の考えだと軽視することはできません。
具体的なケア方法
当たり前のことですが、メンタル・精神には触れることができません。
そのため、メンタルを疲労した時はどうしたらいいのかわからないという大きな問題があります。
肉体を疲労した時はマッサージや美味しいご飯、お風呂等肉体を物理的に回復させることができます。
しかしメンタルにはそれができません。
ではメンタル疲労の回復はどうするのか?
それはマッサージや鍼で体に「気持ち良い」と感じさせることです。
「え?それって肉体疲労の時じゃないの?」
と思われた方、先ほどの「心身一如(しんしんいちにょ)」という言葉を思い出してください。
「心は肉体に支えられ…」ているのです。
つまり、心を支えている肉体を回復させれば、おのずとメンタルも回復するのです。
精神を疲労した人は、「なんとかしないと…でもどうしたらいいかわからない…」と迷宮の中を彷徨っている様な気分になります。
しかし、答えは意外と簡単なところにあったのです。
嘘だと思うなら、一度マッサージにお越しください。
体が回復すると驚くほど心が軽くなり、ストレスと戦う強い心を取り戻すことができます。
精神と肉体は分けて考えることはできません。
精神を病むと、体が病気がちになるのも「心身一如」で説明できます。
精神に触れることはできませんが、肉体にはそれが可能です。
そして肉体は精神に繋がっているので、肉体が回復すると精神も回復するのです。