昔の筋トレのイメージ
「筋トレ」というと、頭の悪そうなイメージが最初に出てくるのは、昭和うまれの私だけでしょうか?
私が若かった頃は、「筋トレ」というと『ただ体が大きく、ジムで大声で喘いでいる迷惑なおっさん』というイメージでした。
しかし最近はどうでしょう!
おしゃれなイケメンたちが我先にとこぞってジムに通っています。
「趣味は筋トレ」がオシャレに聞こえる時代が来るなんて、30年前の自分に教えてあげたいくらいです。
余談はこれくらいにして、この筋トレ、今女性の間でもかなりのブームになっています。
キレイなヒップライン、上がった胸を目指して、キラキラした女性トレーニーたちがインスタやTwitterにトレーニング風景を投稿しています。
これは本当に良いことだと思います。
「筋トレ=筋肉を大きくすること」
は女性にとっては、本当に大切で、むしろ生命活動に関わるくらい重要なことだということを知っていただきたいのです。
女性にこそ筋トレが必要なワケ
ではなぜ、女性にこそ筋トレが必要だとこれほどしつこくいうのでしょうか?
それは、日本女性の中で「フレイル」が問題になっているからです。
引用:日本産婦人科医会日本産婦人科医会
「体が弱り過ぎて命の危険が生じかねないよ」、ということです。
女性の「細くなりたい」を否定しているわけではない!
・ある一定の食べ物を一定期間食べ続ける
・ある一定の栄養素を断つ
運動を伴わないダイエットは筋肉と骨を削っている
筋トレをすると骨が強くなる!
義務教育を終えると、意識的に運動しない限り、ほとんど体を動かす機会を失います。
すると体はどんどん衰えていきます。
そして、女性には「閉経」があります。
これは女性ホルモンの一種である「エストロゲン」が減少することにより、エストロゲンの持つカルシウム分解抑制機能が弱くなり、骨が血液に溶け出しやすくなるためです。
「では、カルシウムを摂取すれば足りるじゃないか!」
というカンタンな話ではありません。
カルシウムを摂取したからといって、全てが骨になるわけではないからです。
では、どうすれば良いのか?
ここで出てくるのが、筋トレです。
なぜ筋トレ?ただ言いたいだけじゃないの?とお思いでしょうが、違います。
骨は、自身に負荷がかかると固く強固になろうとする特性があります。
日常生活動作だけでは、それに必要な最低限の強度しか持たないため、転倒等の不意の衝撃にあっさりと折れてしまったりするのです。
筋トレとは、筋肉に負荷をかけることですが、筋肉は骨に付着しています。
筋肉に負荷をかけると、骨にも負荷がかかります。
すると筋肉と骨は、それに耐えうる強い構造を保とうと働くのです。
とにかくジムに行って欲しい
筋肉と骨が弱くなる。
ここまではよくある話です。
聞いたことがあるのは一度や二度ではないでしょう。
では具体的にはどうしたらいいのか?
ここから色々意見が分かれるところです。
しかし、私は声を大にして言いたいのです。
しのごの言わずにジムにいけ!と。
・自宅でカンタントレーニング
とか
・カンタン毎日これを○分やるだけ!
とか
・部分痩せにはこれだけやっとけ
とか
色々ありますが、はっきりいって、続いていますか?効果は感じられていますか?
こんなのは、やったつもりになって一時的に自分を誤魔化すためのまやかしに過ぎません。
むしろやったつもりになってしまう分、タチが悪いと言えます。
これまで運動してこなかったツケを払って、健康を取り戻そうとするのです。
それなりの対価を支払う必要は避けて通れません。
しかしこうなると、
「マシンの使い方がわからないから」
「仕事が忙しくて」
「体が疲れていて」
「育児が大変で」
と色々理由は出てきます。
当然です。
新しいことを始めようとすると、人間は環境の変化を嫌ってさまざまは理由をつけて変化を拒みます。
しかし、今は24時間のジムもあります。
マシンの使い方も、YouTubeを検索すれば全て知ることができます。
まして、今は昔と違って、「ジムの主のような無駄に体がでかい教えたがりのおっさんマッチョ」もいません。
みな自分と向かい合って黙々とトレーニングしています。
誰もあなたのことを見ていません。
ジムは怖くない。可愛いウェアで変身願望を叶えられる場所
今のジムは昔と違って、本当に過ごしやすい場所に変わりました。
誰も他人を見ていません。
私は登美ケ丘のエニタイムフィットネスがホームジムですが、いつ行っても水を打ったように静かです。
利用者はいますが、ほとんど会話はありません。
みな、人間関係に疲れ、他人には関心がないのです。
これを利用しないてはありません!
誰も見ていないのだから、可愛いセパレートのトレーニングウェアを着て、汗を流せば良いのです!
「素人が着て恥ずかしい」
「似合ってないのに」
似合う日を待っている暇などないのです!
下のガッツのセリフを噛み締めてください。
ジムは、普段の自分ではない姿を楽しむ社交場です。
ダンスホールです。
変身すれば良いのです。
誰も馬鹿になどしません。
筋トレで太くはならない!
筋トレを勧めると返ってくる言葉第一位がコチラです。
「太くなる」
なりません。
筋肉が太くなる=筋肥大
のこととして、女性が筋肥大させて太くさせようとすると、それこそ血の滲むような覚悟と努力が必要です。
レスリングの吉田沙織選手も、霊長類最強女子などと言われていますが、実物は驚くほど小柄で細いです。
筋トレをして腕が太くなった、脚が太くなったという人は、筋トレのせいではありません。
運動しているからと食べ過ぎて太っただけです。
筋肉で大きくなったわけではありません。
絶対大丈夫です。
むしろ細く、しなやかな、サラブレッドのような脚になっていきます。
トレーニングメニューなど不要 とにかくマシンを全部やればよい
「ジムに行ったとして、何をどれだけしたらいいかわからない」
という質問もよく聞きます。
答えはカンタン。
全部やれ。
これにつきます。
何も、歯を食いしばって血管が浮き出てくるほどやらなくて良いのです。
「ガチャンガチャンとマシンを動かして、15回目くらいに筋肉が熱くなってきて、その後5回頑張って20回やった。」
これで最高です。
この負荷で、全てのマシンを一通りやれば完璧です。
ジムによってはマシンの種類が多過ぎて回れないこともあるかもしれません。
そんな時は上半身の日、下半身の日と分けてもOKです。
難しいメニューなど不要です。
私は社会人までずっと柔道をしてきましたが、細かいメニューなど組んだことはありません。
ボディビルダーやフィジーカーのような、究極のバランス美を追求する人種の、さらに上位の者だけがメニューを組めばいいと思っています。
趣味や健康を追求する場合はとにかく全部です!足りていない部分しかないのですから、全身やるしかないのです。
とにかく一ヶ月頑張って!トレーニングは自己肯定感を爆アゲしてくれる!
「どれくらい頑張ればいいの?」
と言われますが、死ぬまでやり続けるしかないのです。
ただ、これだとゴールが遠過ぎてやる気を失います。
目標は一ヶ月です。
週に3回は通って欲しいです。
ただ、3回通うといっても、必ずトレーニングする必要はありません。
ジムに行って、深呼吸をして帰ってくるだけでも良いのです。
「ジムに行った」
この実績が自己肯定感を果てしなく満たしてくれます。
これだけでもトレーニング効果は十分あったと言えます。
忙しい合間を縫ってジムに行った。それだけで本当にえらいことです。
他人に言ったら笑われるかもしれませんが、笑わせておけば良いのです。
こんなにお手軽に自己肯定感を満たせる方法が、他にあるなら教えて欲しいくらいです。
「ジムに行った」
この実績の積み重ねが、一ヶ月後に大きく影響してきます。
体も変わります。
背中のトレーニングはくびれを強調し、スクワットはお尻を美しくする
どのトレーニングがどのような効果を産むのかは、また別のブログで書きますが、女性におすすめのトレーニング部位は
・三角筋(腕の付け根にある筋肉)
・広背筋(逆三角形を形作る背中の筋肉)
・臀筋(お尻)
・ハムストリングス(もも裏の筋肉)
の四つです。
肩に盛り上がりをつけると腕が細く見えるというメリットもあります。
天を突くかのように上がったお尻は、スクワットによってのみ作られます。
これは美しい姿勢維持、腰痛防止に必須の筋肉群です。
頑張ればがんばっただけ結果が見えるので、楽しい
筋トレは頑張った分が結果として見えるので、とにかく楽しんでほしいです。
体が健康になるから、さらに活力が湧いて高度な技術を習得したくなります。
自己肯定感を満たしながら、見た目も美しくなる。
肌も活性化してみずみずしくなる。
とにかく筋トレは楽しんでやってもらえれば、一生続けられる良い趣味になると思います。
筋トレを行えば、有酸素トレーニングの効果も出やすくなります。
とにかく、体に不調を感じたら、筋トレをすれば大体の不調は解決すると思っています。
午後10時頃の登美ケ丘のエニタイムには、大体私が死んだような顔をして筋トレしていますので、何か筋トレでお悩みのことがあればなんでもご相談ください🎵
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