アラフォーだけど人生まだまだ挑戦していくよ!「レビュざえもん」で検索してネ!

警察学校ってどんなところ?

警察学校とは?

警察学校とは、各都道府県の警察官採用試験に合格した者が入学する、全寮制の訓練施設です。

学校と名前はついていますが、入校期間中も給料が支給されます。

  • 高卒 10ヶ月
  • 大卒 6ヶ月

となっています。

専門学校、短大卒の者も高卒と同じく入校期間は10ヶ月です。

入校期間中は、警察官として必要な最低限の知識、現場執行力を高めるための柔道、剣道、逮捕術、救急法を学びます。

基本的な1日の流れ

警察学校の1日の流れをご紹介します。

各都道府県の警察学校によって少し違うとは思いますが、概ねこのような流れになっています。

朝6:30起床

社会人として考えれば十分過ぎるくらい遅い起床時間かもしれません。

しかし、高校や大学を卒業してすぐの若者にはなかなかしんどい起床時間です。

しかも、起床後はグランド整列して当直教官の点呼を受けます。

点呼の後は「警察体操」という伝統の体操を行います。

滑稽な動きですが、気を抜くとお叱りを受けるので、皆真剣です。

その後はランニングです。

学校では「駆け足」と言います。

私が勤めていた学校では、毎朝1500メートルの駆け足を行います。

ペースは1km6分半から7分です。

各寮の寮長がペースを配分しますが、空気の読めない奴は朝からバカみたいに早いペースで走ります。

高卒の寮長にこの傾向が強いです。

走った後は洗面、朝食に走って向かいます。

警察学校では「三歩以上は駆け足」は絶対順守です。

午前9時国旗掲揚

各当番が、国旗を掲揚します。

国家と共に国旗をドンピシャのタイミングで掲揚していきます。

警察学校で初めて国歌を歌ったという者も少なくありません。

また、「愛国=右翼ではない」と教わります。

皆、どのような作業をしていても手を止めて、国旗掲揚台の方向に正対して起立の姿勢を維持します。

寮生活に慣れてくると、静かななか、国旗掲揚している最中に屁をこいて笑わせようとしてくる奴が現れ始めます。

午前9:15日課時限開始

国旗掲揚の後、担任教官の朝会を受けて授業開始です。

朝イチから柔道や剣道があると、その日一日ヘトヘトになります。

午後0時〜午後1時 昼休憩

一時間ありますが、午後1時には授業が開始されるので、準備や着替えでかなり時間は潰されます。

授業の編成次第では、食べずに寮で軽い食事で済ませる者もいます。

同然ダメなことですが、慣れてくるとこの辺は仲間と連携できるようになります。

午後1時〜午後5時45分 午後授業

授業は1コマ90分です。

柔道剣道は2コマ連続であることが多いです。

未経験者がほとんどですから、警察官を希望している人は安心して大丈夫です。

ただ、柔道剣道の経験者は、授業中、指導する側にまわりますので、かな〜っり楽になります。

2コマ授業だと、180分間見ているだけ、たまに立ち技の相手をするだけです。

午後5時45分〜午後6時45分 国旗降納 夕食

国歌と共に国旗を降納して、一日が終わりま、、、せん。

ここからが学生の辛い時間の始まりです。

夕食の後は自主練という名の生徒同士の監視制度に晒されることになります。

夕食は本当に急いで済ませることになります。

ここでお気づきかもしれませんが、警察学校は「そんなん無理やろ!」と思うくらいタイトにやる事が詰め込まれています。

時間を確保するには、食事と風呂を諦めるか、最大限短くしなければなりません。

ここで、要領の良い人間と悪い人間がはっきりと炙り出されることになるのです。

午後6時45分〜自主練

自主練と言いますが、参加しないと教官に翌日めちゃくちゃ怒られます。

怒られるというより、辞めるようにかなり熱心に説得される、という感じでしょうか?

午後8時〜風呂

ひと昔前は大量採用期と言われ、学校の収容可能人員以上に採用していたため、風呂に入れないことがあったようですが、今はマシになっていると思います。

ただ、夏場でない以外は、洗面所で頭を洗って済ませたりすることも多いです。

風呂場で水虫がうつったり、インキンになったり、というのは本当によくあります。

風呂の時間を削って課題をしたり、恋人や奥さん旦那さんに電話したりする時間を捻出します。

午後9時 点呼

各寮の廊下に並んで、当直教官の点呼を受けます。

厳しい教官だと、この時に難癖をつけられて腕立てさせられたりすることもあります。

午後11時 消灯

点呼後は11時までは自由時間です。

外出はできませんが、寮内を自由に歩き回れます。

警察学校は厳しい!?

警察学校の厳しさは様々です。

実際に入校した時にショックを受けないよう、少しだけ紹介しておきます。

高卒と大卒の埋まらない溝

高卒は高卒クラス、大卒は大卒クラスと分かれていますが、寮内ではごちゃ混ぜになります。

そして、高卒の先輩は、大卒に異常に厳しいです。

大卒はカリキュラムが6ヶ月と短いため、授業によっては高卒の先輩にすぐに授業の内容が追いついてしまいます。

それが気に食わないのか、大卒にだけ寮内規則を厳しく適用したり、18の高卒が前職有りの大卒の30歳の後輩に肩を揉ませたり、、、というのは今も実際にあります。

まぁ、そういう奴は誰からも嫌われていますが、そういう関係はあることだけ知っておいて欲しいと思います。

そしてこの、高卒大卒の関係は卒業してから現場でも、明るみにはなりませんが有ります。

なかなかに根の深い問題です。

教官同士の争いに巻き込まれがち

学校教官は階級は警部補です。

学校教官は組織的に優秀とされている人たちです。

ですから、自分の担任するクラスが、ライバル教官のクラスに負けることを極端に嫌ったりします。

その代理戦争に使われたりします。

術課の先生は警察官を実業団と勘違いしている

柔道剣道の先生たちは、警察学校の生徒を自分たちと同じ実業団選手と勘違いしているのではないか?

というくらいの練習を課してきます。

厳しすぎて、学校長からストップがかかることもあります。

スタンフォード監獄実験を体験できる

有名なスタンフォード監獄実験を体験することになります。

寮内では同じ学生が「役員」という仕事について巡回します。

最初は同期なので、なぁなぁの関係ですが、段々と役員はその役職に染まっていきます。

ロッカーの鍵が閉まっていないと教官に報告したり、制服を畳んでいないと報告したり、かなりの密告制度が整えられていきます。

そして、おかしいのは、報告した役員も「連帯責任」で同じ罰を受けるのです。

それでも役員は仕事の手を緩めません。

本当に不思議な世界ですよ。

卒業後、役員だった同期に理由を聞くと「なんか、キチッとやらないとダメだ!っていう義務感に操られていた」と言っていました。

まさにスタンフォード監獄実験そのものです。

授業の内容は?

授業の内容ですが、刑法、刑事訴訟法、民法、警察行政法など、関係法令や、遺失届、拾得届、保護カード、被害届などな作成を学びます。

他に不審者役と警察官役に分かれて、職務質問の練習をする、ロールプレイング方式の練習もあります。

ここで真面目な事を言わせてもらうと、ロールプレイングで出来ない事は、現場では絶対にできません

恥ずかしがらずにドンドンやったほうが現場に出た時役に立ちます。

卒業後はどうなるの?

卒業後は各県内の警察署へ配属されます。

各警察署の総務課の人たちがくるまで迎えにきてくれます。

警察学校の卒業式の後に、みんなで集まってパーティー、なんていう事はできません。

配属後はすぐに研修の毎日です。

学校以上に厳しくなるのです。

警察官を希望している人たちへ

警察官というのは、本当に厳しく辛い職業です。

「人の役に立ちたい!」という気持ちで警察官になったのに、現実は文句ばかり言われて嫌になって辞める。

よくある話です。

また本当に危険な仕事です。

こまかく言及しませんが、警察には明確な「敵」がいます。

現職の警察官でも、「そんなの昔の話でしょ?」という人がいますが、奴ら」は今でも警察を「暴力装置」と言っています

奴らはスキあらば警察官の命を狙ってきます。

また、気の触れた連中もそうです。

最近の話では大阪府吹田市の警察官襲撃拳銃奪取事件がありました。

若い警察官をメッタ刺しにして拳銃を奪った事件です。

しかし、警察官はなくてはならない仕事です。

崇高な職務です。

やり甲斐というものは他では得られないものがあると思います。

希望されている方は、たくさん悩み、色々な人の話を聞いて後悔のない選択をして欲しいと思います。

お付き合い頂きありがとうございました!

また次回お会いしましょう!

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村
最新情報をチェックしよう!