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警察官の階級について

警察官の階級とその業務内容についてご紹介していきましょう。

巡査⇨巡査長

警察官を拝命と同時に巡査の階級が与えられます。正式名称は司法巡査です

巡査として警察学校を卒業し、各警察署に赴任することになります。

巡査と巡査長は、階級としては同格です。

ただ、巡査長は正式名称を司法警察員巡査といい、刑事訴訟法上、扱える業務が変わります。

司法巡査には刑事訴訟法上認められていない業務も、巡査長(司法警察員巡査)は行えるようになります

例えば、逮捕した被疑者の弁解録取書を、司法巡査は作成できません

また、逮捕された被疑者の引致を受けることも司法巡査はできませんが、巡査長(司法警察員巡査)は引致を受けることができます。(実務的にはしていませんが。)

つまり、巡査はまだ半人前という扱いで、巡査長になって初めて警察職員として一人前と扱われる感じです。

ねこ

どうやったら巡査長になれるの?

レビュ警部補
勤務年数によって決まるんだ。
高卒⇨最長7年
大卒⇨2年
と決まっていて、業務成績などは一切加味されないよ。

そう、勤務成績は一切加味されません

警察社会の評価は減点方式です。一生懸命にたくさん仕事をすれば当然失敗もあります。

熱意があり仕事をする若手でも、ミスをすると評価が下がり、巡査長になるのが遅れる場合もあります。

 

巡査部長

各都道府県警察によって役職名が「部長」「主任」など、異なります。

この階級から、昇任試験という門を通らなければならなくなります。

この昇任試験の期間が非常に長く、大変で、四次試験まであります。

最終の四次試験で不合格となった場合、翌年はもう一度一次試験から受験し直さなけでばなりません。

一次試験⇨選択式試験(short answer(略してSA)と呼ばれます)
憲法、刑法、刑事訴訟法、警察行政法、地域、刑事、生活安全、交通、警備、刑務から出題されます。
二次試験⇨論文試験
警務、地域、擬律判断、選択科目の計4科目です。1科目90分です。
三次試験⇨面接試験
警視、警部の階級にある者から、組織の意向を理解しているかの面接を受けます。
四次試験⇨術科試験
柔道、剣道のどちらかを選択して、基本的な型を習得しているかを試験されます。
ねこ

いつから巡査部長試験を受けられるの?

レビュ警部補
高卒は5年目
大卒は3年目から受けられるよ。
勤務成績も加味されるけど、実務能力が高いから昇任するという印象はないね。
試験対策がうまい者が合格するよ。
巡査部長は現場においては、巡査(巡査長)の指導役で、警部補の補佐役です。
巡査部長の実力の差が、班の実力の差とも言えるくらい、大きな存在です。
ドラマ開始当初の「踊る大捜査線」の青島刑事の階級です。

警部補

役職名は「係長」です。私もこの役職にありました。
参考までに⇨⇨⇨自己紹介 私が警察官を辞めて鍼灸の道へ進む事を決めたワケ。

ドラマだと、古畑人三郎でしょうか。

ねこ
警部補も試験を受けないといけないの?
レビュ警部補
そうだよ。
高卒は巡査部長の勤務歴4年
大卒は巡査部長の勤務歴2年
が必要だよ。
警部補も、巡査部長と同じ四次試験まである昇任試験を受けないといけません。
警部補はまさに中間管理職で、非常に大変な役職です。
上司からは無茶な注文をつけられて、部下からは突かれて、、、といった立場です。
しかし、一つの班をある程度自分の思うように動かせるので、一番仕事が楽しい役職なのは間違いありません。
巡査部長までは、昇任意欲がなくてもある程度勤務年数が長くなると半ば自動的に昇任しますが、警部補からは組織運営の中核に入ってくる立場なので、いわゆるオミソで昇任ということはなくなります。

警部

ここからがいわゆる上級幹部です。役職でいうと「課長」もしくは「課長補佐」となります。
この階級までくると、事件に関わることはほとんどなくなります。
係長から事件の捜査状況、方針を聞いて、首を縦に振るか横に振るかを決めます。また、残業手当ての割り振りなど人事管理が主な仕事になって来ます。
この階級からは昇任試験は三次試験までとなり、術科がなくなります。
また、合否の判定もあからさまに政治色が出て来ます
どういうことかというと、
・本部での勤務経験がない(各警察署でしか勤務したことがない)
・捜査経験がない(交番勤務しか経験がない)
・本部の上級幹部に対して知名度がない
こういった者は合格しません。
30歳で警部補試験に合格したのに、上記のどれかに当てはまってしまい、定年まで30年間警部補として過ごした人もザラにいます。

警視

役職名は小規模署の「署長」、大規模署の「副署長」「課長」本部系列の「管理官」「調査官」となります。呼び方は様々ですが、「署長」以外はどれも同じようなものです。
この階級になる為の試験は、昇任試験から選考試験と名称が変わります。
つまりテストの結果などではなく、人物を見て評価する、というものです。
ここまで来るともう完全に警察官としての色を失い、お役所の人、といった雰囲気に変わります。

警視正

この階級からは国家公務員となります。
警視の中から先行で選ばれます。
大規模署の「署長」本部系列の「課長」「参事官」となります。

それ以上の階級

警視正以上の階級については、地方公務員採用試験で採用された警察官には関係がないので、割愛します。
どうだったでしょうか?
知ってそうでなかなか知らない世界だったのではないでしょうか?
それではまた次回お会いしましょう!
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