アラフォーだけど人生まだまだ挑戦していくよ!「レビュざえもん」で検索してネ!

現実の刑事とドラマの刑事はどれくらい違う?

f:id:reviewzaemon:20200302114330j:plain

現実の刑事とドラマの刑事はどれくらい違う?

世の中には色々な刑事ドラマがあります。
かっこいい刑事たちの姿を見て、警察官を志す方もおられると思います。
実際、現実に刑事をしている人たちも警察官を希望した理由はドラマやマンガに影響された人もたくさんいます。
現役刑事たちの世代では、踊る大捜査線の青島刑事に憧れた人が多いです。
では、現実とドラマ、どれくらい違うかを比較してみたいと思います。

警察署

ドラマに出てくる警察署はとにかくキレイですね。
踊る大捜査線の湾岸署など、吹き抜けのエントランスに、ガラス張りの執務室。
憧れのオフィスを具現化したかのようです。
現実は、、、そうはいきません。
とにかくどこの警察署も古い!
署によっては昭和初期に建てられた建物もあります。
当時の基準で建てられていますから、天井が低かったり、増築に増築を重ねて迷宮のようになっていたりする署もあります。
少しずつ建て替えられているようですが、事務机などはそのまま継続して使用しているところがほとんどなので、最新式の備品に囲まれて仕事、というのは難しそうですね。

刑事という人種

正義感に溢れて熱血。
これは意外に思うかもしれませんが、現実の刑事も同じです。
やはり、社会正義の実現に向けて働いています。
「金のため」だけでやれる職種ではないです。
いかにも燃えているタイプ、静かに犯罪者に闘志を燃やすタイプ、様々でありドラマよりドラマティックですよ。
取調べの上手な刑事は本当に人のココロに入り込むのが得意です。
安易に被疑者に同情するわけでもなく、かといって怒るでもない。
淡々とこなす中にその刑事の魅力が伝わる、といった感じでしょうか。

捜査手法

現実の捜査手法は、ドラマほどパッパッとできません。
様々な決裁を経て許可されるものです。
指紋を採取して署でコンピューターにかければすぐに解析されて、、、
「被疑者と一致しました!」とはなりません。
少し前のドラマで、「被疑者が車で逃げた!?Nシステムを使え!」というセリフを聞きました。
当直中でしたが、皆で「えぇ?Nて秘密なんじゃないの?なんでドラマで使われてんだ?」とザワザワしました。
あのNも、見たいと思ってすぐに見られるシロモノではありません。様々な手続きが必要です。
更に言うなら、車の軌跡全てを拾えるものでもありません。
結局捜査は、科学のチカラを借りつつも、刑事として積み重ねた経験と勘が大きく作用するのです。

取調べ

これは、、、現実は全然違いますね。
机を叩いたり、被疑者に怒鳴りつけたり、カツ丼をすすめたり、といったことは一切ありません。
一人の被疑者に対して担当の刑事がつき、送致するまで担当します。
密室でのやり取りではありますが、録音録画の適用事件が増えたので、昔ほど被疑者と刑事のやりとりは密接ではなくなったかもしれません。
また、今後は弁護士の取調べの同席がすすんでいくと予想されます。
そうなるとますます取調べは事務的になっていくでしょう。
人間同士のドラマティックなやりとり、というのは更になくなっていくと思われます。
現実に、「調べが事務的になった。昔はあいつら(被疑者)の本心が聞けたけど、今はカメラまわってるから、あいつらも公判で流されるの嫌がるから、話したがらない。」といった意見もあります。
取調べの録音録画は被疑者の防御権の行使のために設けられた制度のはずが、刑事も被疑者もやりづらくなっているのかもしれませんね。

ドラマティック性

これは現実の方が数倍ドラマティックです。
仲間の警察官が職務中に、なにかしらの事件に遭った時、彼らのボルテージの上がり方はドラマ以上です。
「この人こんなに熱かったんや」と思うくらい燃えます。

雑談になりますが、ドラマでは細身のスーツにビシッとネクタイをしめ、手入れのされた革靴で現場に来て、殺人現場で「これはヒドイ」と言って口を覆う。なんてことは絶対!ないです。
皆ヨレヨレの作業着上下にズボンの裾を靴下の中に突っ込んで、ボロボロの略帽でザンバラ髪を押さえる。
疲れで目はウツロ、どのような事件でもなんの特別感もなく淡々と進んでいきます。
これが経験を積むということか、と思いますよ。

おわりに

どうだったでしょうか?
ドラマにはドラマの華やかさがありますが、現実にはドラマにはない泥臭いかっこよさがあります。
これから警察官を志す方の参考になればと思います。
もし何か質問があれば、コメント欄でいただければ個別かブログにしてお答えしたいと思います。
それでは、お付き合い頂きありがとうございました。
ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

最新情報をチェックしよう!