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生活安全課って何してる?警察官を目指す人のための何してるシリーズPart3

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こんにちは。
今日は、あまり日の目を見ないけれど、組織内で最も大変な部署となりつつある
   生活安全課
についてお伝えしたいと思います。

生活安全課って何してる?

生活安全課、通称「生安(せいあん)」といいます。
刑法犯罪以外のほぼ全て(特別法犯)と、行政業務(許認可関係)を取り扱う部署です。
風俗の取り締まりや、少年関係の〜、、、ナニカ!というイメージではないでしょうか?
ドラマや映画などでスポットを浴びたことはなく、一般的にはほとんど印象のない部署ですが、実は今一番大変な部署になっているんです。

生活安全課の種類

生安にも様々な部署があります。
各都道府県によって呼称は違うかもしれませんが、大まかに下記四係になると思います。

防犯係

防犯係の中でも二つのセクションに分かれます。
①防犯キャンペーンや、防犯イベントなどを行う一般防犯
②DV、ストーカー、虐待の事件などを行う事件部門
この二つに分かれています。
①は各地区の自治会長さんや、防犯協会長などと密接に関係を築いており、各自治体に寄り添った活動をしています。各種イベントは土日祝日に開催されることも多く、休みが潰れることも多々あります。
②ココがキモです。昨今の時世から、もっとも注目されています。
虐待かもしれない、ストーカーされているかもしれない、という相談内容全てを取り扱っています。
取り扱い件数はどんどん増えていっているのに、係員は非常に少ないです。
小さな署では①②合わせて2名でやっている、なんてところもあります。
ひと昔前まではあまり世間の関心も薄かったのが、急にスポットを浴び始めたため、増員が追いついていない、といった印象です。

少年係

生安の花形と言われている部署です。
ココも実は二つのセクションに分かれています。
①少年の健全育成を目的とした行政部門
②少年事件を取り扱う事件部門
この二つです。
①は補導した後の処理や、各学校で防犯キャンペーンをしたりします。
市役所などと連携した活動も行っています。
②が少年係のイメージではないでしょうか?
未成年の事件は殺人から万引きまで全て取り扱います。
少年事件はグループで行われることが多く、担当者は「全然供述が合わへん。誰かが嘘ついてるか、全員嘘ついてるかや」と頭を悩ませるくらい、少年は嘘をつく傾向にあるようです。
また顔馴染みになる、いわゆる悪ガキもおり、何度情理に訴える話をしても再犯し、まさに「賽の河原で石を積む」気分、だそうです。

生活安全捜査係

略して「生捜(せいそう)」と呼ばれる部署です。
風俗店、盗撮、不法投棄、公然わいせつ(これは刑法犯ですが、なぜか昔から生安が処理しています)、などなど、上記係に当てはまらない事件全てを取り扱います。
ここは事件捜査のみで、気合の入った人が多いです。
刑法以外のほぼ全てを取り扱いますが、係員も全ても網羅しているわけではなく、難しい条例や判例と日夜格闘しています。
前例のない事件は、どうしても慎重にならざるを得ず、神経を使う部署です。

保安係

猟銃、古物商、パチンコ等々の許認可など、行政の窓口業務を行います。
警察署の受付に座っていることが多いです。
酔っ払いや、迷子、迷い老人の保護から、引き渡しまでも取り扱います。
ここの人数が少ないわりに取り扱い業務の幅が広く、大変です。
銃刀法違反事件を取り扱ったりもします。

生活安全課が大変なのはナゼ?

生活安全課は昔は「被害者のいない事件をやる」と言われ、やや下に見られていたこともあります。
しかし、虐待や防犯活動の重要性の再認識とともに、今や最も大変で重要な部門の一つとなりました。
しかし、過去の流れを未だに引きずっており、なかなか増員されません。
増員されないのに取り扱い件数が増えていく、というスパイラルに陥っている印象です。
ただ、課内での団結が強く、事案一件一件を丁寧かつ迅速に処理する能力が非常に高いです。
残念なことは、忙しい印象が非常に強くかつ、業務内容も複雑なため、希望者が少ないといった問題も抱えています。

おわりに

どうだったでしょうか?
生活安全課は住民の方とも接点をもつことが多い部署ですので、街で「防犯」と書かれた腕章を巻いている人を見かけた時は、一声かけてあげてください。

今まで全くといっていいほどスポットを浴びたことのない部署にフォーカスしてみました。
警察の応援者の方、警察官を希望する方にも参考になったのではないでしょうか?
お付き合い頂きありがとうごさいました。
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